北淀高校で認知症サポーター養成講座をしました。
今回は、キャラバンメイト(「認知症サポーター」をつくる「認知症サポーター養成講座」の講師役になるボランティア)の皆さんと一緒に、北淀高校2・3年生の福祉の授業を選択する5名の生徒が講座を受けてくれました。
認知症についての正しい知識を知ってもらうためのお話をした後、具体的にはどんな対応をすればいいのかを考えてもらうため、キャラバンメイトの皆さんで寸劇をしました。寸劇では生徒の一人にエキストラで出てもらいましたが、バッチリアドリブをきかせてとってもいい対応を演じてくれました。
そのあとは、「認知症の方と出会ったとき、自分はどのようにしたらいいか」をグル―ディスカッションしてもらいました。ディスカッションはさすがに少し難しかったとは思いますが、皆さんとても真剣に、熱心に「どうしたらいいか」を考えてくれいました。
キャラバンメイトとは?
このページをご覧いただいているみなさんは「認知症サポーター」をご存知でしょうか?
「高齢化」の問題が叫ばれて久しいこのごろですが、高齢化に伴い認知症の方も増えています。最近では治療の研究も進んでおり、進行を遅らせることはできるようになっていますが、根本的な治療法、絶対の予防法はありません。そのような中で私たちには何ができるでしょうか。
もし認知症になっても安心して暮らすことのできる社会、環境があればどうでしょうか。認知症になると、本人も介護をする家族もとても苦労をされることとなります。しかし、その本人や家族を理解し、ちょっとした気遣いや心遣い、手助けをしてくれる人がいればその苦労は軽くなるのではないでしょうか。
このような、「認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者」が認知症サポータです。そして、その養成講座を受けていただいた方には、認知症サポーターの証としてオレンジリング(オレンジ色のラバーバンド)をお渡ししています。
詳しくは認知症サポーターキャラバンのホームページをご覧ください。